ピアノ三・四・五重奏曲

ピアノ三重奏曲 Piano trio
西洋音楽における室内楽曲の形態の1つ。通常はピアノ、ヴァイオリン、チェロの三重奏による楽曲を指す。
一般にソナタと同じ構成を持つ複数楽章から成る楽曲が「ピアノ三重奏曲」と名付けられる。すなわち、急-緩-舞-急の4楽章または急-緩-急の3楽章から成っていて、第1楽章がソナタ形式となっているのが基本的な形である。
ピアノ四重奏曲 Piano Quartet
西洋音楽における室内楽曲の形態のひとつ。通常は、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つの楽器の編成による楽曲である。一般にソナタと同じ構成を持つ複数楽章から構成される。すなわち、急-緩-舞-急の4楽章または急-緩-急の3楽章から成っていて、第1楽章がソナタ形式となっているのが基本的な形である。
3つの楽器が独奏楽器的に対置されるピアノ三重奏曲、ピアノと弦楽器が協奏曲的に対置されるピアノ五重奏曲と比較して、より各楽器が親和的であるのが特徴である。
ピアノ五重奏曲 Piano Quintet
西洋音楽における室内楽曲の形態の1つ。19世紀以降はピアノに弦楽四重奏を加えた編成が基本である。このジャンルにおける代表作であるフランツ・シューベルトの『鱒』など、19世紀初頭まではコントラバスを加えた編成が多かったが、ロベルト・シューマン以降は上記の編成が主流となった。一部では、管楽器を用いた曲も見られる。
一般にソナタと同じ構成を持つ複数楽章から構成される。すなわち、急-緩-舞-急の4楽章または急-緩-急の3楽章から成っていて、第1楽章がソナタ形式となっているのが基本的な形である。

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