サンクトペテルブルク・フィルハーモニア(英語:Saint Peterburg Philharmonia)は、ロシア・サンクトペテルブルクにある音楽協会で、この協会がある建物でもある。
協会の傘下にある2つの交響楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団とサンクトペテルブルク交響楽団がここを本拠としている。
ネフスキー大通りからミハイロフスカヤ通りに入ったところにあり、入口は文化広場(別名:ミハイロフスキー・スクエア)に面している。
「ボリショイ・ザール」「大ホール」の意味)は1500人収容でき、ロシアではよく知られた音楽ホールになっている。ただし、現代の音響環境からすると、ホールの音響効果は最良とはいい難いといわれている。
ボリショイ・ザールやサンクトペテルブルク市の他の音楽ホールでは、アンコールの最後の音楽にはレインゴリト・グリエールの「偉大な都市に捧げる賛歌」が演奏される習慣がある。その際、聴衆は起立して聞く。