作曲家:ジュゼッペ・バルダッサーレ・サンマルティーニ

ジュゼッペ・バルダッサーレ・サンマルティーニ(Giuseppe Baldassare Sammartini, 1695年1月6日 - 1750年11月)は、イタリアの作曲家、オーボエ奏者。

ミラノに生まれる。弟のジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニとともにロンドンに渡る。ミラノとロンドンでオーボエの演奏をはじめ、1727年、歌劇場管弦楽団のオーボエ奏者のポストに就く。後にオペラから離れ、王太子フレデリック・ルイス夫妻の援助を受ける。室内楽演奏会の音楽監督として夫妻に仕えるなど、雇い人となった。

サンマルティーニの作品には、フルートとヴァイオリンのためのソナタ、2つのフルートと通奏低音のためのソナタ、12のヴァイオリン・ソナタ(王太子に献呈)、6つのヴァイオリン協奏曲、合奏協奏曲集、ハープシコード協奏曲集、ドイツ・フルート(フラウト・トラヴェルソ)独奏のための6つの小品、2つのドイツ・フルートと2つのヴァイオリンのための6つのソナタ、などがある。さらに、「Movement D'une Seranade」のような愛らしいチェロのための小品も数曲書いている。

1750年、ロンドンで死去。

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